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エネルギー分散型蛍光X線分析装置導入

エネルギー分散型蛍光X線分析装置導入

EUでは2006年7月にRoHS指令(電機電子機器に含まれる特定有害物質使用制限指令)が施行されました。日本においても2005年12月にJ-Moss(電機・電子機器の特定の化学物質の含有表示方法)が制定されるなど、使用材料および構成部品に含まれる環境規制物質の管理責任が要求されています。

エネルギー分散型蛍光X線分析装置は試料にX線を照射し、発生する蛍光X線のエネルギーを解析することで、試料を構成する元素の種類や含有量を調べる装置です。試料の前処理の必要がなく、あらゆる試料形態を非破壊で直接測定できることが特長です。

弊社では使用材料、構成部品について、購入先の含有物質データのほか、エネルギー分散型蛍光X線分析装置を用いてRoHS指令の規制物質である5元素6物質のスクリーニング測定を行い、安心してご使用いただける製品を提供しております。

RoHS指令規制物質閾値
カドミウム(Cd)100ppm
鉛(Pb)1000ppm
水銀(Hg)1000ppm
六価クロム(Cr6+)1000ppm
ポリ臭化ビフェニル(PBB)1000ppm
ポリ臭化ジフェニルエーテル
(PBDE)
1000ppm